新築戸建ての値引きについて
新築戸建てに限らず、何かを購入する時には少しでも安く、お得に購入したいと誰でも考えるのではないでしょうか?
とは言っても、初めてのマイホーム探しにおいて、どのように交渉したら良いか、どれくらいまで交渉できるのか分からない方が多いと思います。
そのような方の為に、ファインドゼロで実際にご契約となった新築一戸建て(建売住宅)の、交渉が成立した値引き金額を有料公開します。
令和元年10月以前の、直近お取引100件分の値引き交渉成立金額です。
値引き金額を8つの価格帯に分けて、それぞれの件数を記載しています。
値引き交渉の方法について
値引き交渉は通常の場合、住宅ローンの事前審査を通してから契約日と手付金の金額を決めて、買付証明書に購入希望金額と共に記載して売主に提出する形でスタートします。
事前に、売主の物件担当者などに下話をしてどれくらいまで値引き交渉できそうなのかヒアリングも行います。
おおよそ20件に1件ほど、住宅ローンを組まずに現金で購入する方がいらっしゃいますが、現金で買われる方でも交渉が有利になることはほとんどありません。
売主の決算月などで月の半ばにご契約、月内に決済(お引渡し)することを条件にして値引き交渉を行うことが出来れば、より良い結果が出る可能性があります。
大手パワービルダー決算日について
企業名 | 決算 |
飯田グループホールディングス株式会社 | 3月末日 |
ケイアイスター不動産株式会社 | 3月末日 |
株式会社三栄建築設計 | 8月末日 |
株式会社ホーク・ワン(オープンハウスグループ) | 9月末日 |
ファースト住建株式会社 | 10月末日 |
値引き交渉データの元となる物件の概要は下記の通りです。
物件のエリア
東京都23区 | 15件 |
東京都市部 | 22件(東京都合計37件) |
埼玉県 | 31件 |
千葉県 | 24件 |
神奈川県 | 8件(横浜市及び川崎市) |
合計 | 100件 |
売主の企業規模
年間分譲件数100棟未満 | 16件 |
年間分譲件数100棟以上 | 84件 |
年間分譲件数が100棟以上のいわゆるパワービルダーと、年間100棟未満で地元密着の建売業者を比べると、ケースバイケースですが、パワービルダーの方が値下げ交渉の成功金額が高い印象があります。
ちなみにですが、全く値引きが出来なかったケースは、100件中7件でした。
値引き交渉失敗の理由
値引き交渉できない理由としては「売り出しを開始して間もない」「価格を下げたばかりである」と言うのが主な理由になります。
(値引き交渉0円のもう一つの特殊な事情については、有料記事にて解説しています。)
その場合、もう少し時間をおいてから交渉する方もいらっしゃいます。
また、有料記事をご購入頂いた方で、今後ファインドゼロにて新築一戸建てをご購入頂いた方には30,000円分の商品券をプレゼントさせて頂きます。(有料部分にクーポンコードを記載。)

建売の在庫回転率(参考資料)
飯田グループホールディングス6社の、在庫回転率(戸建て)です。
「365⽇÷仕⼊決済⽇から販売決済⽇までの平均⽇数」で計算します。
在庫回転率が1.5の場合、販売決済⽇までの平均⽇数は約8か月(243日)になります。
2019年 | 1月~3月期 | 4月~6月期 | 7月~9月期 | 10月~12月期 |
回転率(四半期毎) | 1.54 | 1.57 | 1.51 | 1.50 |
回転率(年度累計) | 1.61 | 1.57 | 1.54 | 1.52 |