古くなった住宅を大規模に改修

fbaa8ea6f03195ce702ab2f4f8a35eb5_mリノベーションとは、古くなった住宅を大規模に改修して、もとの住宅よりも高い性能や価値を付けた住宅に生まれ変わらせること。

リフォームが、壊れたり古くなったりした部分を補修して元の状態に近づけることを意味するのに対し、リノベーションは新築時の性能や価値を上回るものに進化させるのが違いです。

たとえば、床や壁紙を張り替えたり、古くなった換気扇を新品に替えたりして真新しい空間に戻すのがリフォーム。間取りを変えたり、内装・外観を現代風に生まれ変わらせたりしてしまうのがリノベーションです。

構造体は生かしながら、耐震性や耐久性を高める

具体的には構造体は生かしながら、耐震性や耐久性を高め、間取りを大きく変更して使いやすさや快適性をアップしたり、最新の住宅設備を導入して新築住宅にも劣らない住宅に生まれ変わらせるというものです。

つまり、人気テレビ番組で“匠”たちが手がける大規模な増改築が、リフォームではなくリノベーションなのです。

従来、中古住宅は解体して新築してしまうケースが多かったのですが、近年、リノベーションして住まうというスタイルが人気を集めています。

廃棄物を減らし、CO2の排出量も少なくなる

建替えるよりもコストを抑えられるのが大きな魅力で、さらに廃棄物を大幅に減らす事ができる上、CO2の排出量も少なくなるなど環境に優しいことも人気を押し上げています。

また、新築の場合、資産価値の目減りが早いものですが、中古住宅をリノベーションした場合は、資産価値の目減りが緩やかなのも魅力といわれています。

ただし、大規模な工事になるため、リノベーション費用は決して安くはありません。首都圏のように新築物件の価格が相当に高いエリアでなければリノベーションの経済的メリットは生じにくいのが現実です。

また、リノベーション費用をローンで賄う場合は、金利の高いリフォームローンの適用になる場合がありますので、注意が必要です。