いま大手ハウスメーカーの勢力図はどうなっているのだろう

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テレビを見ていると大手ハウスメーカーのCMがよく流れています。それだけに人々はいろいろなハウスメーカーの名前をよく目にするのではないでしょうか。

こうしたCMを見ている人は、ひょっとすると家を造るのはこうした大手のメーカーばかりなのでは、と思かもしれません。でもそれは違います。

意外なことに、いま大手と呼ばれるハウスメーカーは業界全体の14%弱でしかなく、圧倒的に多いのが中小の工務店なのです。

【大手ハウスメーカーより中小工務店の方が圧倒的にシェアが高い】

上にも書きましたたように年間1000件以上を手がける大手と呼ばれるハウスメーカーは業界全体の14%弱に過ぎません。

残り86%強はすべて中小の工務店などで占められているのです。分かりやすく言いますと100軒の家を建てるとすると大手ハウスメーカーが14軒建て、残り86軒は中小の工務店が建てているのです。

したがってこの業界に限っていえば他の業界のように寡占は進んでないと言えます。というのもこの業界の歴史はそれほど長くなく、たいていのところが戦後の復興目的で作られたのです。

寡占が少ないこの業界では、たとえ大手と言えどもそのシェアは14%程度なのです。その少ないシェアで成立つのも住宅というものが人々にとっては無くてはならないものである上に、1軒数千万円という高価格の商品であるからに違いありません。

【大手ハウスメーカーのランキングはこうなっている】

ハウスメーカー顧客満足度(総合)ランキング2015

  • 1位 スウェーデンハウス(76.57)
  • 2位 旭化成ホームズ(76.22)
  • 3位 積水ハウス(75.66)
  • 4位 三井ホーム(74.82)
  • 5位 住友林業(74.68)
  • 6位 パナホーム(73.83)
  • 7位 トヨタホーム(73.35)
  • 8位 住友不動産(73.19)
  • 9位 セキスイハイム(73.15)
  • 10位 ミサワホーム(72.96)

*2015(オリコン調べ)

音楽関係をはじめ、様々な商品やサービスのランキングで実績のある「オリコン」は最近2015年度の<ハウスメーカランキングトップ10>を発表しています。

これによりますと第一位はスウェーデンハウスで、調査全項目のうち実に12の項目が3位以内に入るという快挙をやり遂げています。

スウェーデンハウスに人気が集まったのは、設備や内装の高品質化、充実したモデルルームやオープンハウス、それに営業マンや施設担当者等スタッフの質の高さが評価されたのではないでしょうか。

とはいえ、評価の重要項目である<価格の妥当性>という点では1位のスウェーデンハウス、2位の旭化成ホームズ(へーベルハウス)、3位のハウスの3社ともベスト10には入っていません。

ということは、こと価格面では中小の工務店には勝てないということかもしれません。でも依然としてこうした大手のハウスメーカーを支持する人が多いのは、住宅で大事なのなのは決して価格だけでない、ということを証明しいるのではないでしょうか。

つまり価格以上に商品性能やアフターサービスを高く評価するユーザーが多いのです。