REIT(不動産投資信託)とは何なのか?

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≪REITデータ≫ 2015年4月17日現在
REITの平均分配利回り 3.06%
REIT時価総額合計 10兆9,720億円
東証REIT指数 1,903,04
東証REITオフィス指数 1,842,20
東証REIT住宅指数 2,630,41
東証REIT商業物流等指数 2,476,20

Real Estate Investment Trustの略であるREITとは不動産や抵当証券などを投資対象に限定した不動産投資信託のことです。今このREITに投資家の熱い視線が集まっています。

REIT(不動産投資信託)はどのようにすれば取引ができるのか

REITと書いてリートと読みます。REITは不動産投資信託と呼ばれる金融商品のことです。つまり投資家から集めた資金をいろいろな不動産で運用して、それによって得た賃料収入などを投資家に分け与えるのです。

このREITは米国で1960年ごろ始まったものですが、日本には2000年代になって初めて入ってきました。とはいえご本家の米国とは異なった仕組みで運用されていることから、今ではJapanの頭文字JをとってJ-REITと呼ばれることが多くなっています。

REITは特殊な法人である<投資法人>によって不動産の運用がなされます。この法人の特徴は不動産の運用だけを目的にしているため業務が限られており多くに人員を必要としない点です。

したがって在籍するのは役員だけで、一般の社員はいません。社員がいないため資金の運用はすべて外部の資産運用会社に委託しており、そこで資金調達から投資不動産の選定、日々の資金管理などがすべて行われています。

REITの最大のメリットは、利益の90%以上を分配金に充てるため法人税が免除されることです。この制度があるため利益のほとんどが投資家に分配できるのです。これが株式などの投信と比べて分配金が高い理由なのです。

また基本的には事業を賃貸に絞っており、資金のかかる不動産開発などは行っていません。これも一般の不動産会社より収益が安定している理由になっています。

REITには他の投資と異なった3つの強みがある

上でREITの資金運用の特徴について書きましたが、言い換えるとそれらすべてがREITだけが持つ強みとも言えます。それをまとめれば次のようになります。

<強み・1>

REITは投資家から集めたお金を不動産に運用しますが、運用が賃貸だけに限られているため高い収益を得ることができます。

<強み・2>

REITの分配金が高いのは,配当利益金の90%を分配金に回しているため法人税がかからないからです。

<強み・3>

REITは賃貸事業だけに特化しているため、その分高い利益を得ることができます。

ではこのREITは実際にどのような不動産に投資しているのでしょうか。

REITはこんな不動産に投資している

REITは主に次のような不動産に投資しています。

<オフィスビル>、<商業施設>、<物流施設>、<賃貸住宅>、<インフラ施設>、<物量施設>、<ホテル>、<駐車場>、<不動産投資会社への出資>などです。

(記事提供:Ignition Invest)