建築確認取得の前に販売、青田売りについて

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青田売りとは、建物がまだ完成していない状態

でその建物が販売開始されることです。青田売りの元々の意味は、農民がまだお米が収穫できていない段階(稲がまだ青い時期)で少しでも早くお金にしたいという経済的な理由から予定される収穫をあてにして先に売ることです。

この青田売りは新築の分譲マンション・一戸建て住宅で非常に一般的に行われています。しかし、宅地建物取引業法は、開発許可または建築確認取得前に

青田売りの広告を出すことはもちろん売買も禁止しています。

開発許可や建築確認の後であれば違法となりませんが、契約時点では建物が未完成であるため、完成後の建物の形状・構造等を書面で説明することが販売元には義務付けられています。

新築分譲マンションの販売元は、大手企業が多いため違法な青田売りはまず行われていませんが、一戸建て新築住宅では一部の業者が違法な青田売りを行っている可能性があり注意が必要です。

高額な買い物にも関わらず完成前に売買されることが一般的に行われている理由は、販売側、購入者側のそれぞれにメリットがあるからです。販売側のメリットで最大なのは完成後すぐに投資した資金の回収が完売できれば一気にできることです。

購入者側のメリットは、

完成前であれば間取りの変更や内装変更ができる可能性があること、及び良い物件であれば完売必至なので完成を待っていたら購入できませんが、予約すれば購入できる可能性が高まることです。

但し、デメリットも存在します。

販売者がから見れば、完成までの期間が長いと購入者側の経済的な事情の急変でキャンセルされるリスクがあること、及び完売できずに売れ残ると売れ残り物件としてイメージが悪化しその後の販売に大きな支障が出る可能性があることです。

購入者にとってのデメリットは、販売業者が完成前に倒産するリスク、及び手抜き工事されるのではと言う不安が残ることです。