悪臭防止法について

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悪臭防止法は、

工場や畜産業あるいはその他の業種などで発せられた悪臭を放置すると生活環境が劣悪になるのでそれを防ぐために昭和46年に制定された法律です。

この法律で規制されるのは、悪臭を出す物質を政令で指定した「特定悪臭物質」及びそれ以外でも人間が嗅覚で感じた臭いを客観的に数値化した「臭気指数」で不快と感じるレベルの臭いを発する場所であり物質です。

22種類の特定悪臭物質

政令で指定された「特定悪臭物質」は、アンモニア、硫化水素、硫化メチルなど現在22種類あります。尚、臭気指数による規制は、工場などからの特定物質による悪臭でなく、いろいろな臭いが入り混じった悪臭の増加に伴い平成7年から始められています。

昔から苦情の多かった畜産業や製造工場の悪臭の苦情は減少傾向を示していますが、近年はサービス業や野外焼却での苦情が急増しています。

理由としては国民の臭いに関する意識が高まったこと、及びサービス業は都市部に多く、存在し人口が密集していることから多くの人に悪臭が影響するからと考えられています。

悪臭に対する規制は、都道府県知事、及び政令指定都市・中核市・特例市・特別区の長が悪臭の発生を抑制しなければならない地域を指定し、規制基準を設定することで行われます。

悪臭が発生すると、その発生元に対して

都道府県知事などから改善勧告や改善命令

が出され、従わないと処罰されます。

また、悪臭規制地域内で規制基準を超える、あるいは超える恐れのある事故が発生した場合、発生元は直ちに対策を講じ、速やかに都道府県知事などに通報しなければならない義務が課せられています。